異業種成功事例の紹介①~健康ランド不振店活性化のコツ~
船井総研コンサルタントの小林 祐司です。
(1)健康ランド業態はパチンコホール業界以上に“後出しじゃんけん”が厳しい業界
他の市場と同じく、温浴業界でも厳しい経営環境が続いています。大型の店舗出店が相次ぎ、ファンドや金融債権絡みの話しも合間みあって、今後もこの流れは一向にとどまる気配がありません。
同時に岩盤浴やフィットネスサービスに力を入れた、いわゆる「テーマ特化型」の中小規模施設も登場して新たな業態創出の様相を呈しています。そんな中であおりを受けるのが既存施設。今この瞬間にも業績が昨年対比で20%近くもダウンしている施設が出現しています。
こういった既存の不振店は今後どうしたらよいのか、活性化のコツはどこにあるのでしょうか?
不振店活性化においては、刻々と変化する市場変化を上手に捉えることが必要なのですが、不振店活性化ですから部分的な少コスト投資しかできませんね。
この「変化の兆し」をキャッチし、リスクを考慮しつつも自らを変化させた施設は、市場とお客様に添った形で成長を続け、今はすごい好業績を出しています。
しかし、彼らの施設は決して何億円も投資するような大型のリニューアルをしたわけではありません。中には2000万円程度で高い効果を出している施設だってあるのです。
今回は、絶えず変化する市場で自らを変化させて業績向上を実現している、そんな繁盛店事例をご紹介します。
(2)様々なブームを“見切る”タイミング ~岩盤浴ブームはどう見切るべきか~
今でこそ市民権を得ている「岩盤浴」。これが登場した頃を思い出してください。「ヒーリングサウナ」といった名前で呼ばれていた頃は5~6年ほど前ですが、そこから一度ブームは下火になりました。
と、思いきや3年半前に一気にブレイクしたのは記憶に新しいはず。流行に敏感な若い女性達にその存在を聞くと、多くが「知ってる」と答え始めたのもこの頃。そうこうしているうちに東京ドームに「スパ・ラクーア」がオープンしました。
ご存知、首都のど真ん中(水道橋)、フロア全てに岩盤浴ゾーンを有した巨大な温浴施設です。象徴的な巨大岩盤浴の登場に、その後は数え切れないほどのメディアが特集を組みました。
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