2008年度の機械代予算の組み方
時期的なものもあり、今月は今期予算と比較しての実績と来期予算に関する御相談を受けています。
経費予算の内訳の多くを占める機械代ですが、今期は(今期も?)特に予算オーバーとなってしまった企業様が多かったのでは?と感じます。
粗利対機械代予算は25%を目指していたものの・・・話題機を積極導入する企業様では35%近くにまで高まっている企業様も。
5号機の入れ替えもあったため仕方ない部分もありますが、なんとか戦略的に押さえることを画策しないと、機械代比率は右肩上がりに上がる一方です。
近い将来、粗利対機械代比率が40%に達するのも十分ありえるでしょう。40%とは、考えただけで末恐ろしいですね・・・。
というわけで、今回の御提案は、2008年度の予算作成にあたって機械代予算を営業戦略に照合して下げる手法を御提案できればと思います。
1.パチンコ部門:機械代でこだわるべきは売却益!機械代総額の20%を売却に挑戦する
5号機問題とはあまり関係ないパチンコ部門においても、機械代は大幅にアップした傾向があります。
話題機の相次ぐ発売及び台数縛りに影響を受けたとも見られますが、結局「買いたくなくとも、競合店との戦いを維持するには話題機は全部買わざるを得ない」とおっしゃるホール様も多いと思います。
確かに・・・時に話題機を見送るのは理想ですが、実際にできないことを予算に組み込むのはダメですね。
とある企業様で棚卸されたデータを拝見したのですが、年々アップする機械代において最も上昇傾向にあるのは“単価”という隠れた事実は見落としがち。
一台あたり25万円程度だった新台が30万円OVERになったのですから、それだけで120%機械代がアップしていてもおかしくないのです。
ちなみに、回転率(≒導入台数)がアップしていると思い込みがちですが、そのホール様での回転率は2.5~3.0回転程度でここ三年間であまりかわっていませんでした。
考えてみれば、過去においても話題機の大量導入はありましたし、海シリーズのモデルチェンジはありました。パチンコ部門全体の傾向としては、1/100タイプの設置比率アップや海シリーズ以外の主力機出現によって、むしろ入れ替え不要コーナーが増えた感もあります。
少し話は横道に逸れましたが、
①話題機の導入競争を回避できれば回転率は落ちるが実際は落せない
②機械代単価は中古機戦略にすれば落ちるが、思い切った戦略変更をしない限りは難しい。メーカーではないので単価を下げるのは無理
という実際に変更不可能な条件をもとに機械代圧縮を合理的に考えるべき。
そうなると、大きく変化できる唯一の要素が売却益になります。この売却益は3%以下という企業様もあれば10%を超える企業様もあり、千差万別です。
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