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カリブ導入後のパチンコ事情

船井総研パチンコホールコンサルタントの吉田 紘樹です。


まず、カリブ導入後5~7週間が経って、そもそも海部門の総稼働がどうなったかですが、原則として導入後1~3週間の入替効果が見込める時期ならば、5~10%の総稼働アップもあったかと思います。


が、導入後3~7週間が経ってもはや入替効果が見込めなくなると、海部門の総稼働はカリブ導入以前にすっかり戻ってしまった(もしくは、季節指数の関係で以前より悪くなってしまった)というケースがほとんど。


つまり、カリブ導入前後で海部門の総稼働は変わっていません。だから、カリブ導入以外に海部門で何
か集客力のあるしかけを別途追加できていなければ、海部門の総稼働はカリブ導入前と同じになったはず。


よって、海部門の総稼働が変わらない以上、カリブ導入をきっかけに海部門の設置比率を上げたホール様については、海部門の台あたりの平均稼働を落としてしまったことでしょう。


もっとも、この現象は「大海」→「ハワイ」のときにも「ハワイ」→「沖縄」のときにも起きていたことですから、当時のデータに基づいてカリブの導入戦略を練っていたホール様であれば、“思った通りの結果”が出たに過ぎない・・・と感じていらっしゃったことと思います。


しかし今、この海部門に『次の一手』を打たなければならない必要性が生じています。




まず、あるご支援先の事例を紹介します。72台(2ボックス)あった沖縄の平均稼働が40,000発/玉粗13銭。そこにカリブを72台導入したとき、最初の3週間の平均稼働で43,000発/玉粗15銭、その後の3週間の平均稼働で37,000発/玉粗9銭。


40,000発/玉粗13銭で営業できていた海の稼働を維持するために、アクエリオンの36台(1ボックス)導入があったとはいえ玉粗9銭まで落とさなければならなかった点を考えると、カリブの出来は沖縄の8掛け程度と考えたほうがよいと言えます。


要は、『次の一手』とは、そのカリブと今後どう付き合っていくかを決めること。


つまり、稼働が落ちても今まで通りの台粗をキープする、台粗を落としても今まで通りの稼働をキープする、カリブを減台して沖縄を戻す(カリブを撤去して沖縄を戻す)、他店もバランスを崩しているはずなので、この機会に力技で攻める・・・などなど選択肢は多岐に渡ります。


この紙面では商圏内における自店のポジショニングと財務力、営業力、組織力を踏まえて判断してくださいとしか言えないのが残念です。

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