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■エリアによって大きく異なるタイプ別客数比率
今回の調査で強く感じたのは、エリア毎に部門別比率・タイプ別比率は全く違うという事。
エリア毎に社会的な要因(人口構造、産業構造など)・歴史的背景等があり、その影響がエリアの部門別・タイプ別の客数比率の違いとなって現れているようです。
例えば『海』シリーズの客数比率(エリアのパチンコ遊技客に対する海遊技客の比率)について考えてみても上は41%から下は23%までエリアにより幅があります。
最近になって『海』シリーズのシェアが下がっていることはよく言われているますが、エリアによっては依然として強いマーケットもあります。
また今後5号機時代には「ジャグラーシリーズ」を軸の機種として育成していきたいとはどのホール様も考えているでしょうが、もともと「ジャグラーシリーズ」の比率が低いエリアにおいて、突然の台数比率アップは危険であり、段階的な台数アップに留め、「沖スロ系」の強化も同時に進めた方がいいでしょう。
自店がどう戦うべきか(戦術・戦闘)を考える際には、業界全体の時流と合わせて自店の存在するエリアの特性・特徴を考慮して考える必要があります。
本書「パチンコ四季報」では、エリアごとの部門別(パチンコ・スロット別)、タイプ別(ST機、セブン機、羽根物、5号機、4号機、沖スロなど)の客数比率が全て掲載しているで、営業戦略を考える際に自店のエリア、あるいは近隣エリアの数値、数値と全国的な数値を比較検討するなど参考資料として活用していただければと思います。
■「客層一番化」で成功する小型店舗
全国様々なホール様を調査させていただく上で少台数でありながら多台数のホールに対抗して繁盛店となっている例もいくつか発見致しました。
そのような店舗に共通している条件としましては特定の部門・客層における「客層一番化」に成功しているという事があげられます。
例えばある300台規模の繁盛店では遊技客のほとんどが中高年のお客様のみでした。
そのホール様はスロットの台数比率を25%まで絞る等、ヤング層に人気のある部門の比率を下げ、中高年のお客様の比率が高い機種(三洋海物語シリーズ等)については大型店に負けない台数を持ち見事に繁盛店を作り上げていました。
小型店が大型店に対抗するためには部門一番化が必須でありますが、本書にはエリアごとの客層(男女・年齢層)の比率や機種部門ごとにどの客層(男女・年齢層)がどの部門を遊技しているのか(客層マトリックス)を掲載していますので、狙うべき客層や部門についての戦略を考える際の参考に活用していただきたいと思います。
■低玉貸し・ニッチ業態の成功条件とは
「客層一番化」以外にも、低玉貸し・10円パチスロ・甘デジ専門店などのニッチ業態に業態転換して、成功している事例もいくつか発見しました。
成功している店舗には、各店ごとの成功要因(販促・設備・機種構成)がありますが、共通した成功要因として、エリアの遊技人口が多く、遊技人口比率が高い地域に存在することが挙げられます。
例えば新宿の歌舞伎町のようにホールが集中していて、それに伴い遊技人口が多くなり、遊技人口比率も高くなります。
低玉貸しなどのニッチな業態は、全体に対する比率では小さい市場です。
元々のエリア遊技人口が多いエリアでなければ、一般的には成功しづらいのではないでしょうか(もちろん例外も存在しますが)
以上4点について、『パチンコ四季報』から明らかになったことを簡易に述べさせていただきましたが、本書はその他にも視察に行く際の「道しるべ」や、社内スタッフの育成、幹部のスキルアップなどの、多様な目的に使用していただけるでしょう。
船井総研パチンコビジネス支援グループが自信を持ってお勧めする『パチンコ四季報』を有効活用し、業績アップに取り組んでください。
▼レポートの全文(図表付き)は
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