社長の思いをとことん伝えることの大切さ
社長の思いをお客様に、そしてスタッフに伝えていますか?
皆さんの施設、お店では、オーナーさんの思いをどれだけ発信していますでしょうか?
ありあまるほどのものがあふれる現代、お客様は「もの」を単純に見ているのではありません。
その「もの」の背景がどのようなものなのか?
どうしてそれができたのか?背景にある秘密等々、様々な物語がそこにはひそんでおり、今のお客様はその「物語」に着目します。
その「物語」に共感、共鳴し、お店を選び、商品を選び、お買い物につながっていくわけです。
その「物語」ですが、実はどんな企業さんにも必ず存在しています。存在していないように見えても、絶対に存在しています。
形にしていくことでその「物語」は発見され、存在が際立っていくのではないかと思います。今回は、あるお店さんでの「物語」発信のコツをお伝えします。
その1:どこのオーナーにも熱い思いがある!案外、それをスタッフは知らない!
スタッフが知らないことが一番の「もったいなさ」
もともと、そこは卸100%の豆腐メーカーでしたが、時流の中でどんどん主導権がとれなくなってきた中、しっかりといいものを作り、それを正しい価値でお客様に利用していきたいとの考えのもと、「直売」の販路を開拓したのでした。
いかに「価値」を高めていくかということを追求する中で、オーナーが考えた新しい豆腐の価値は、「本物の豆腐」というものでした。「本物の豆腐」とは何なのか?その問いにだした答えが、経営者として学んできた中で出会ったルール。例えば、「本物はまわりのものもいいものにする」等々。そんな様々な気づきの中で「本物の豆腐」づくりに励んできたわけです。
オープンから約4年がたち、お店は一見順調そうに見えました。しかし、社長の思いとしては何かもう1つたりないものがあったそうです。何なのか?それはわかりやすい1つの事実でした。お店に集まっているスタッフのうち、いったいどれだけのメンバーが社長が思うもともとの志を理解してくれているのか?「本物の豆腐」ということをわかってくれているのか?それよりも、社長の思いというものを知ってくれているのか?ということです。
オーナーとしては、店舗のオープンの背景、商品の持っている1つ1つの特性、その裏にある物語をスタッフが知っていて当たり前と思いますが、実はそれは幻想にすぎなかったのです。それがどういうことに表れるかというと、スタッフのお客様への接客の中で表れます。お店の説明、1つ1つの商品の説明、スタッフはつつがなく上手に説明しますが、社長の本心を正しく伝えているスタッフというものはゼロに等しいのでした。
これでは、お客様にも正しく理解していただくのは難しいわけです。どんな企業のオーナーの方にもあてはまる事実です。思っている以上にオーナーの思いはスタッフに伝わっていないのかもしれません。
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