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TSを再考してみましょう。
なぜCRギンギラパラダイスが圧倒的に支持されたのか? 設定1が1/260。設定2が1/200台の後半、設定3ではじめて1/300ちょっとでした。
つまり1/260や1/280を見直したほうがよいということです。また大当たりになるのに1時間かかりませんでした。
40分くらいで出たので、圧倒的な支持を得たのです。
ST機(甘デジ)がなぜ受けるのかというと、20分以内にだいたいかかるのです。
だからストレスがたまらない。でも勝とうという気にもならない。
「400発の世界で遊んでください」ということです。
70分はまって一回も大当たりをしないのと、20分でもたった400発ですが一回大当たりを引くのがよいのかというときに、20分で大当たりがよいと納得してくれるお客さんが二割から三割になっているのです。
とはいえやはり「遊べるパチンコ」だけでも不完全でしょう。
なぜ1/370と1/90で、その間がないのですか? ボリュームゾーンは、かつては1/250だったのです。
そこをメーカーさんに自信をもって作ってもらいたいと思います。
今、一日に何十という動植物が絶滅し、DNAが保存されずに消えていっていますが、店舗数激減とは地球規模で生じている希少動植物絶滅の危機と同じく、多様性が失われていくことを意味します。
数千店の閉店予備軍のほとんどの店が200台から300台の店です。
しかし600台から1000台クラスの店のみばかりになると、パチンコもスロットも多様性が失われてきます。
私の顧問先には200台から300台のところもありますし、そういう店だからこそコンサルタントに応援を頼んでいることが多いわけです。
このような店はあえて600~700台の店と戦っているわけですが、もう一度300台の店を考え直したほうがよいのではないかと思います。
昔はアラジンだけ、ペガサスだけ、トロピカーナだけで、今のようにスロット200台などを構成しなくても、それなりにいい味を出していました。
ここで競争についてもう一度考え直してほしいものです。
自分より少し劣る店舗を叩くことが競争優位なのでしょうか? 自店より少し優る店舗に追いつき、追い抜くという競争の本質とは、一体、何なのでしょうか。
ここには、お客様のことが頭から抜けてしまっているのではないかと思います。
単に機種を多様化したり、ST機を増やしたりすることではありません。
「複合化」が必要です。来店する動機が一つではないこと。ショッピングセンターの隣にパチンコ屋があれば、何とでもいいわけができる。
そのようないいわけをつくってあげることが大切です。
どの店にいっても抜本的な違いがない画一化はお客様にとってもおもしろくないことです。ここで台数が多ければよいという神話は崩れます。
800台から1000台の店が苦戦しています。ですから機種構成は真剣に考えなくてはなりません。
「うみ」から考えるのではなく逆から考えてみるような方程式の解き方も必要です。
1/370を超える機械は10%でもよい。横並びしないのが業界を救うことになるのではないかというのが私の仮説です。
ST機は売り上げが上がらないと言いますが、粗利がとれないと誰が決めたのでしょうか? 私はST機で4000円~5000円をいただける営業をしている顧問先をたくさん見ています。
逆にST機のほうが「うみ」よりもよっぽど粗利をとります。
売り上げが25000円でも粗利が9000円ならOKでしょう。なぜST機は粗利がとれるかというと、勝とうと思っていないお客様を相手にするほど商売しやすいことはないからです。
「勝つと思うな。思えば負けよ」というようなお客様ばかりになってくれたら大変嬉しいのです。「勝てなくても文句はいわない」このようなお客様はよいお客様でパチンコ営業がしやすいです。
こうなると「好きか嫌いか」の世界です。損得や勝負だけで考えるのではなく、パチンコ好きだから「御願い。打たせて」というお客さんが増えてきますとよい感じになります。
勝とうと思っていないお客様を増やせば5号機の不安はなくなります。
そのためにもまず我々が変わることです。
まず横並びで考える発想は止めましょう。そして「うみ」は冷静に考えて、ブレンドはやめましょう。
2004年を振り返ると、「うみ」を買えば買うほど店の稼働が落ちていきました。またこのシリーズをブレンドして入れた店ほど成績が悪くなったのです。この痛い思いを忘れないでほしいものです。
また今までの反省を込めて1/312に果敢に挑戦することも大切でしょう。
いずれにしても予算計画の中で、いろいろな方程式を解いていく必要があります。
そして最終的な答えはみなさんの中にあるのです。
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